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牛久市 ひたち野うしく そうだ耳鼻咽喉科クリニック|耳・鼻・のどの病気や症状、補聴器、花粉症の予防、予防接種など

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声帯ポリープについて

声帯ポリープとは

のどの奥の喉頭(空気が通る部分)にある声帯にできる膨らみを声帯ポリープと呼びます。声帯がうまく閉じず、振動も邪魔されるため、発声しにくくなる病気です。

大抵、ポリープは声帯の左右どちらか片方にできます。ポリープが大きかったり、長く放置したりすると、反対側にも症状が現れてきます。

のどをよく使うお仕事や趣味を持っていると声帯ポリープができやすく、発声法が悪いとさらにリスクは上がります。また、喫煙者に多い傾向があります。

症状

初期段階では、のどの奥に何かつまっているような違和感を覚える程度ですが、症状が悪化すると発声しづらい状態になり、非常に稀なケースですが、ポリープが大きくなることで、呼吸困難を起こすこともあります。

主な症状は以下のようなものが挙げられます。

  • 声質がやや低音になる
  • 空気がもれるような声質になる
  • 声が出せなくなる
  • 発声時に疲れを感じる

治療

消炎薬やステロイドホルモンによる治療

初期段階では、のどを安静にし、消炎薬やステロイドホルモンによる治療を行います。
これらの内科的治療でポリープが消失することもありますが、効果が出なければ手術を検討します。

手術による治療

手術では、全身麻酔をかけて顕微鏡で喉頭を観察しながらポリープを切除します。
しかし、全身麻酔ができない、もしくは患者さんがどうしても入院できないという場合は、ごく小さなポリープに限り、局所麻酔でファイバースコープを用いた摘出を行う場合もあります。

手術後は傷が開かないように、安静をとって約1週間声を出すのを控える必要があります。実際にどの程度の期間、安静するかは治療を受ける医療機関や患者さまの職業によっても異なります。

治療して声帯ポリープがなくなったとしても、声帯に負担をかけない生活を心がけなければ、再発するリスクがあります。
そのため、加湿器で適度な湿度を維持したり、発声後のうがいを習慣付けたり、水分をこまめに摂ることなどが必要です。